2021.06.18 車載用次世代電池の国内サプライチェーン構築へ米エネルギー省、5年間で2億ドル投入

次世代電池の開発強化に乗り出した米エネルギー省

 米エネルギー省(DOE)は、所管の17の国立研究所や協力企業との間で車載用次世代電池のサプライチェーンを構築、同資金として5年間で2億ドルを投入する。同省は多くの民間企業の参加を得て、国内の電池産業を盛り立てていく。

 バイデン政権は、脱炭素化を実現するには運輸分野のカーボンニュートラル(温室効果ガスの実質排出ゼロ)が最大目標として、電気自動車(EV)、電池、充電拠点網の拡充を推進している。運輸分野は米国の温室効果ガス排出で最...  (つづく)