2021.06.30 【中国・四国版】アースウォーカートレーディングオゾン発生器「オゾンクルーラー」がコロナ対策で販売好調

アースウォーカートレーディングのブース

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アースウォーカートレーディングのブースアースウォーカートレーディングのブース

 アースウォーカートレーディング(山口県周南市)が販売するオゾン発生器「オゾンクルーラー」は、2月の販売開始以来、約4000台が販売された(金額ベースでは約1億6000万円の売り上げ)。特長は低濃度モード、高濃度モードと使い分けられること。人のいる環境では0.005~0.1ppmの低濃度に、人のいない環境では1ppm前後まで濃度を上げることができる(20~30平方メートル、天井2.5メートル前後の容積を想定)。

 重村俊雄社長は「類似の製品が多く出てきているが、当社の製品は、低濃度オゾンガスで新型コロナウイルスを不活性化する実験(藤田医科大学の実験)と、新型コロナウイルス細胞株を培養しオゾン気密ボックス内で観測する実験(奈良県立医大の実験)でエビデンスがあることが他社製品と大きな違いの一つ」と話す。

 同製品の販売は卸販売、通販に加え、6月からはビックカメラとコジマで販売開始。9月からは各量販店でも販売開始予定としている。新製品の予定は、水道に直結させて蛇口をひねればオゾン水がでる「水道直結バスター」(9~10月発売予定)、現行商品オゾンクラスター1400の強力版「オゾンクラスター3000」(10~11月)、オゾンクラスター3000の強力版「オゾンクラスター10000」(2022年2月)。

 「TiTANO」という抗菌コーティング剤の販売も開始した。「オゾンは接触感染の対策や空気感染の対策もできるが、コーティングは感染症対策に大変有効だ。コロナ禍で衛生環境に対する意識は高まっているので、引き続き衛生換気用を改善する製品やサービスを展開したい」(重村社長)。

 4月には、防災関連の展示会に出展。ドン・キホーテグループとのつながりができ、大手ホテル・百貨店で販売を行った。6月は、感染症対策総合展(ポートメッセなごや)に出展した。