2021.07.07 三越伊勢丹HD日本ユニシスのWrapを採用

 三越伊勢丹ホールディングスは、日本ユニシスとユニアデックスが提供するクラウド型ネットワークサービス「Wrap(ラップ)」を、テレワーク基盤として採用した。

 グループ全体のテレワーク環境の一元管理を目的に、Wrapが持つ拡張性・柔軟性・フレキシブルなライセンス体系などを評価、採用した。

 Wrapは、LTEを活用したテレワーク環境の構築を支援するサービス。LTE over IPによる仮想プライベートLTEを使って、社外にある端末をユニアデックスのクラウドサービスに接続。社内システムや各種クラウドサービスなどのアクセス先への経路制御や、優先制御・プロトコル制限など、端末ごとのエンドツーエンドの通信制御の全てをクラウド上で提供する。

 このため、どこからでもセキュアに企業ネットワークの利用ができるだけでなく、ネットワークリソースの一元管理ができる。

 今回、三越伊勢丹ホールディングスは、コロナ禍の業務継続において、既存のテレワーク環境を急ぎ拡張整備するため、Wrapを採用。三越伊勢丹システム・ソリューションズが、構築、短期間での導入を実現した。

 また、日本ユニシスとユニアデックスは、IoT化やロボット活用により企業のネットワークにつながるデバイスが増加しており、Wrapを通じて、多様化・複雑化するネットワークリソースの一元化やセキュリティーレベルが高いネットワーク環境を支援する。