2021.07.08 NTTデータとSAS 資金洗浄監視へ対策強化ゆうちょ銀のシステム開発

 国内最大の口座・顧客数を持つゆうちょ銀行からのマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防ぐため、システム開発を手掛けるIT大手のNTTデータとSAS Institute Japanは、取引を厳格に監視するシステムの開発に着手した。2024年のサービス提供を目指し、今月から開発を始めた。

 今回のシステムは、過去の履歴や傾向から通常と異なる疑わしい取引を検知する「モニタリング」や、顧客の「リスク格付け」、反社会的勢力などの...  (つづく)