2021.07.09 透磁率を大幅向上日本ケミコンが鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル

FL-Wシリーズ

 日本ケミコンは、10キロヘルツでの透磁率を同社従来品(FL-Vシリーズ)比で150%へと大幅に向上した鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル「FL-Wシリーズ」を開発した。スイッチング電源、インバーター機器および車載機器の小型軽量化、高性能化、ノイズ対策に有効な製品として提案する。今年9月以降の量産対応を予定する。

 同社ではこれまで、磁性材料に鉄基ナノ結晶合金を用いたコモンモードチョークコイルとして「FLシリーズ」「FL...  (つづく)