2021.07.13 安川電機、営業利益2.1倍3~5月連結
安川電機の2022年2月期第1四半期(21年3~5月)連結決算は売上高1190億200万円(前年同期比31.1%増)、営業利益129億4400万円(同107.9%増)、税引前利益135億3300万円(同129.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益100億7900万円(同123.0%増)と大幅な増収増益だった。
日本は半導体・電子部品関連市場や自動車市場において設備投資の回復に伴い、需要は堅調に推移した。中国はニューインフラ関連の積極的な投資が継続して行われ、米欧は半導体、自動車や工作機械市場の需要が増加し、韓国や台湾などは半導体・液晶関連の設備投資が伸長した。ACサーボモーター・コントローラー事業やロボット事業を中心に、活発な需要をグローバルで捉えたことが、大幅な増収増益につながった。
通期の業績予想について、4月9日の公表値を上方修正し、売上高4600億円、営業利益540億円、税引前利益555億円、親会社の所有者に帰属する当期利益410億円とした。