2021.07.21 実生活に近い液体培地に唾液用い99.4%以上の感染価減少を確認シャープのプラズマクラスター技術
PCI 2時間照射により、湿度60%で付着した唾液中の新型コロナウイルスの減少を確認した(表の下段の円は細胞を示し、太枠に囲まれた円は感染された細胞を表している。PCI照射ありの方が、正常な細胞の割合が高いことが分かる)
新たな変異株にも効果期待
シャープは15日、落下飛沫(ひまつ)に含まれる新型コロナウイルスに対し、プラズマクラスター技術による減少効果を世界で初めて実証したと発表した。試験では液体培地に唾液を用い、99.4%以上の感染価減少を確認。変異株にも効果があった。今後発生する新たな変異株についても同様の低減効果が期待できるという。<... (つづく)