2021.07.21 中国地域5月量販店 前年同月比1%減 エアコンが低調

 【広島】中国経済産業局は「中国地域百貨店・スーパー販売動向」(令和3年5月)について明らかにした。

 販売額は744億円で、前年同月比5.2%増と3カ月連続で前年を上回った。百貨店(14店)は128億円で、同44.5%増と3カ月連続で前年を上回った。スーパー(321店)は616億円で、同0.4%減と2カ月ぶりに前年を下回った。

 商品別の動向は、「その他の商品」が同12.0%増、「婦人・子供服・洋品」は同20.2%増など7商品が前年を上回った。「家庭用電気機械器具」は同10.7%減、「その他の衣料品」が同5.4%減と前年を下回った。

 家電大型専門店(176店)は194億円で、前年同月比1.2%減と8カ月ぶりに前年を下回った。前年に比べて気温が低めに推移したことからエアコンが低調だったほか、オンライン向け需要の高まりを受けた前年の反動によりパソコンが苦戦した。一方、有機ELテレビや高性能な洗濯機などに良い動きがみられた。