2021.07.29 SCREEN HD、営業益4.7倍4~6月連結
SCREENホールディングスの2022年3月期第1四半期(21年4~6月)連結決算は増収増益。営業利益は4.7倍。全社受注高は3・四半期連続の1000億円超。半導体製造装置受注高は四半期最高の1000億円に迫る。全社受注残高も過去最高の1805億円になった。
主力の半導体製造装置は、メモリー向け売り上げが大幅増。ファウンドリー向けも堅調。中国、欧州向けも伸びた。グラフィックアーツ機器は、欧米売り上げが回復。リカーリングビジネスも堅調だった。ディスプレー製造装置・成膜装置は、OLED用中小型パネル用製造装置がけん引。プリント基板関連機器は直接描画装置が増収。採算性改善で利益も増えた。
上期、通期業績は5月に予想した売上高、利益をいずれも上方修正した。