2021.08.03 大腸病変の腫瘍性判定NECが新技術開発 AIが内視鏡画像解析

大腸病変の腫瘍性をAIが判定する画像の表示イメージ(出所:NEC)

 NECは、大腸がんの早期発見に向け、人工知能(AI)による内視鏡画像解析技術を発展させ、大腸の病変が腫瘍性である可能性を判定する技術を新たに開発した。同社のAI診断支援医療機器ソフトウエアに新機能を搭載し、今年から欧州で販売を始める。

 既存の内視鏡機器に接続することで、内視鏡検査時の撮影画像から、病変部位が腫瘍性である可能性をその場で判定し、内視鏡医の病変診断を支援する。

 大腸がんは、日本で最も患者数が...  (つづく)