2021.08.06 【電波時評】五輪きっかけにSNSの意義再考を

 東京2020オリンピックも残すところ3日。新型コロナウイルス感染拡大中の開催に、直前まで不安と疑問の声が鳴りやまなかったが、始まれば、日本人選手の活躍に胸躍らせ一喜一憂。やるからには、ベストを尽くして満足できる結果を残してほしいと思うのが人情というもの。

 しかし全力で試合に臨む選手に、SNS(ソーシャルネットワークサービス)での誹謗(ひぼう)中傷が絶えない。メダルを獲得した複数の選手が、祝福メッセージとともに中傷メールが届い...  (つづく)