2021.08.18 ラベル印刷機、国内導入100台エプソンが達成

国内導入100台を達成した「Sure Press」シリーズ

 エプソンのデジタルラベル印刷機「SurePress(シュアプレス)シリーズ」が、このほど国内導入台数が100台を達成した。「デジタルならではのきめ細かな対応力、高生産性、高画質」(吉崎宏典エプソン販売取締役特販営業本部長)が評価された。

 同社は、2010年10月にラベルプレス事業に参入。この間、販売形態、サービス・サポート形態など体制の再構築を進めるとともに、顧客の作業効率化、特殊なカラーバリエーションが必要な生産への対応、小ロット多品種生産への対応などに注力してきた。

 製品面では、インクジェット技術でラベル印刷の高い要求に応える第1号モデルのL-4033A、白インク搭載モデルのL-4033AW、スループット・印刷精度・使い勝手を向上させたL-4533A/AWを発売、20年にはワークフロー改善を実現するための純正ソフトウエアのRIP「Epson Edge Print Label」を発売してきた。

 ラベル印刷業界は、市場ニーズの多様化、人材難や後継者不足などの課題を抱えている「多品種・短納期・小ロット」への対応、高品質・高生産性などで「ラベル印刷機分野におけるデジタル化への貢献が、発売10年で100台の販売を達成できた」(吉崎取締役)としている。