2021.08.20 水素吸蔵合金 実用化の取り組み東海大学特別栄誉教授 内田裕久氏に聞く
ナノ構造化水素吸蔵合金を製造する那須電機鉄工のボールミル(粉砕機)
鉄とチタンをナノ構造化
脱炭素社会の実現に向け、水素エネルギーの普及を求める声が高まっている。水素の活用には製造だけでなく、貯蔵の技術が鍵となる。東海大学特別栄誉教授で国際水素エネルギー協会フェロー・副会長も務める内田裕久氏は約40年、水素を金属にためる「水素吸蔵合金」を研究してきた第一人者。既にハイブリッド車で実用化され、... (つづく)