2021.08.19 リモート接客の対象商品を拡充ソフマップ、白物の要望増加で

リモート接客の案内ページ

 ビックカメラグループのソフマップが、リモート接客の対象商品を増やす。中古パソコン(PC)などAV機器を中心に、昨年11月にオンラインでの接客サービスを開始したところ、白物家電の相談要望が多く寄せられ、19日から対象商品を拡大した。

 リモート接客は、ソフマップが運営するECサイトで提供している。グループではソフマップのみのサービスとなるが、ビック商品であっても相談できる。PCやその周辺機器、タブレット、スマートフォンなどこれまで対応してきた商品に加え、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、テレビなどの大型家電のほか、電子レンジや炊飯器、掃除機など多くの家電を対象に追加した。

 新型コロナウイルス禍でネット通販の利用が拡大している。白物家電は「商品選びで店舗での滞在時間が長くなりがち」(ビックカメラ広報)で、来店を避けたいお客からの問い合わせが増えていたという。今回、リモート接客を強化することで、多様化するお客の購買行動に応えることを目指している。