2021.08.26 3月末四国地域 BBサービス契約前年同期比7%増

 【広島】四国総合通信局は令和3年3月末現在の四国の電気通信事業について明らかにした。四国のブロードバンドサービス契約数は、前年同期から6.8%増の約592万2000件となり、全体における移動系サービスの割合は81.5%と増加傾向にある。

 FTTHアクセスサービスの契約数は、101万5591(世帯普及率56.8%)で前年同期から5.5%増と全国(5.8%増)並みの割合で増加している。県別の同契約数は、徳島県が22万2827件(世帯比率66.3%)、香川県が29万6111件(同66.7%)、愛媛県は31万4321件(同48.0%)、高知県は18万2332件(同51.8%)。

 BWAアクセスサービスの契約数は、前年同期から4.7%増の約141万8000件と堅調に推移した。

 移動系サービスの契約数は携帯電話全体の契約数が、前年同期から2.3%増の約387万件となっている。このうち、第3.9世代~第4世代携帯電話(LTE)の契約数が前年同期比2%減に対し、5G携帯電話の契約数は約34万件で前年同期から507倍で、目覚ましい伸びをみせている。