2021.09.03 富士通が化合物の特性予測サービス新薬開発時の実用性や安全性評価を可能に

 富士通は2日から、独自の深層学習(ディープラーニング)技術「Deep Tensor(ディープ テンソル)」を活用し、化学構造式のみで化合物の特性を予測するサービス「SCIQUICK-DT(サイクイックディーティー)」の提供を開始した。

 これまで、新薬開発に必要な代謝安定性や経口吸収性といった化合物の特性予測では、機械学習を活用した手法が用いられていた。そのため、化合物に関する膨大な実験データの整理や化学構造式の数値化が必要だ...  (つづく)