2021.09.10 ポスト5G・6Gの材料開発へNEDOと産総研、誘電体基板の温度特性を計測する技術を確立

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は産業技術総合研究所(産総研)と共同で、高周波回路などに使われる金属張の誘電体基板に対し、誘電率と導電率の温度特性を10ギガ~100ギガヘルツ超の超広帯域で計測する技術を確立した。

 温度制御を可能にした超広帯域動作の共振器を開発し、これまで未確立だった室温~100度の温度域での超広帯域のミリ波帯材料計測を実現した。銅板に埋め込んだヒーターと熱電対で共振器を局所加熱して温度制御する...  (つづく)