2021.09.14 【空質関連商品特集】パナソニック「ジアイーノ」

次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV4300

加湿機能を新搭載、生活臭の脱臭効果も確認

 パナソニックは、コロナ禍で室内空気質(IAQ)への関心が高まる中、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の提案でIAQ向上に貢献していく。

 家庭用ジアイーノは2017年に発売してから累計販売台数は20万台を突破、市場から高い評価を得ている。

 今月21日には、新たに加湿機能も搭載した新製品F-MV4300(18畳タイプ)/同MV2300(12畳タイプ)2機種を発売し、より清潔・快適な室内空間の実現に貢献する。

 ステイホームが続き、料理や生ごみの臭いなど生活臭が気になる人が増えている。新製品は次亜塩素酸で素早く分解脱臭することにより、臭いが布製品に染み付くことを抑える。フィルターへの通風面積を拡大し、ペット臭の脱臭スピードは同社従来品比で約16%アップしている。

 新たに、料理や生ごみ・排水口の臭い、汗・体臭など気になる生活臭への脱臭効果も確認している。

 生ごみの臭いは30分後、介護環境や排水口、汗・体臭の臭いは60分後、焼き魚(さば)の臭いは90分後に、それぞれ臭気強度2以下に抑える(6畳空間、F-MV4300)。

 新搭載の加湿機能では、新開発の風路切り替え機構により、フィルターへの送風量を増やしたことで、除菌脱臭しながら季節に応じて加湿量を選べる。

 快適な湿度環境(湿度40~60%)を保つことで、カビやダニ、ウイルスの活動抑制に貢献できる。

 乾燥が気になる季節には、最大加湿量650ミリリットル/時(F-MV4300の場合)の加湿「多め」運転で、しっかりとうるおいを届ける。

 また、タンクを約4リットルに大型化したことで、加湿「標準」運転時は同社従来品より約1.7倍長い11.4時間連続運転(加湿量350ミリリットル/時)をすることができる。

 このほか手入れは、週1回程度の排水時に除菌フィルターセットをすすぐだけ。水回りの本格的な手入れは約半年に1回で使用でき、メンテナンスも楽になった。

 同社は新製品でステイホームによる家事負担軽減へのニーズに応える。より幅広いファミリー層に向け訴求していく。