2021.09.15 NECとSBI証券 AIでインサイダー審査国内初、一次審査時間9割短縮
インサイダー取引のAI審査の実現イメージ
NECとSBI証券は14日、国内で初めてインサイダー取引の審査業務に人工知能(AI)を導入し、来年度から運用を始めると発表した。昨年度から実証を行い、高精度でインサイダーの疑いがある取引の絞り込みを実現。一次審査にかかる時間の9割短縮につながるという。
金融サービスのデジタル化に伴い不公正な取引の手口も巧妙化し、金融機関の監視業務の負担が増している。中でも審査の観点が多岐にわたるインサイダー取引は対象の絞り込みが難しく、多く... (つづく)