2021.09.27 副生水素用いた純水素型燃料電池トクヤマとパナソニックが実証開始

実証機の外観

 トクヤマとパナソニックは、トクヤマの徳山製造所(山口県周南市)で発生する副生水素を用いた純水素型燃料電池の実証を開始した。実証期間は2023年3月までを予定している。

 次世代エネルギーの一つとして水素への関心が高まっている。カセイソーダの製造工程で副次的に発生する副生水素の有効活用は、地球温暖化防止やエネルギーセキュリティーの観点のみならず、化学産業にとっても社会貢献へ活用できるもので、大きな意義がある取り組みになる。  (つづく)