2021.10.04 三菱電機が検査不正で再発防止策柵山会長が引責辞任

再発防止策を発表する漆間社長

 三菱電機は1日、名古屋製作所可児工場(岐阜県可児市)と、長崎製作所(長崎県時津町)で行われていた品質検査不正について、外部専門家で構成する調査委員会(木目田裕委員長)の調査結果と、再発防止策を発表した。調査結果を受け、柵山正樹会長が同日付で辞任した。

 調査は、三菱の役職員のメールなどのデータのほか、可児工場の従業員232人に加え、三菱の全従業員5万5000人超えのアンケート調査を実施。調査を通して品質に関する申告は2305件...  (つづく)