2021.10.08 データサイエンス技術で異常を予知JFEスチール

カラーマップ画面による多点監視の画面

 JFEスチールは、製鉄所設備の異常予兆検知システムを全国の熱延工場に導入した。データサイエンス技術を生かし、設備トラブルの未然防止を通じ、生産性のさらなる向上を目指す。グループで進めるDX(デジタルトランスフォーメーション、デジタル変革)の一環で、今後、製銑(せいせん)や製鋼をはじめとする、ほかの製造プロセスにも展開する。

 ビッグデータ解析技術で、電流・圧力・流量・温度・振動をはじめ操業状態を示す膨大なデータを、効率的・網羅...  (つづく)