2021.10.13 iPhone13、Windows11が活況調理家電にも熱い視線 各地の家電量販店

携帯電話コーナーではiPhone13の売れ行きが好調だ(愛知県内の家電量販店)

 新型コロナ対策の緊急事態宣言が9月末で全て解除され、各家電量販店や商業施設に客足が戻ってきた。

 既に発売のiPhone13は上位機のPro Maxの予約販売が好調で、携帯電話コーナーは最新機種の商談が活気づいている。テレワークやオンライン学習の普及で、5日発売の新OS・Windows11の投入を機に最新モデルのパソコンを購入する動きも。

 ビックカメラ名古屋JRゲートタワー店(名古屋市中村区)では、この秋話題のモバイル新商品を積極的にアピール。PCコーナーでは最新機を探す家族連れが目立った。

 上新電機は10月に入り、前年を上回るペースで販売実績が推移。テレビゲームや携帯電話のほか、季節外れの気温の上昇でエアコンも好調。テレビ、冷蔵庫も売れている。「テレビや冷蔵庫は大型機種が売れ、単価が上がっている。今後も高付加価値商品の提案を強化する」(同社)方針だ。

 調理家電も引き続き人気。ビックカメラ池袋本店(東京都豊島区)ではフェアを開催。「ほったらかし」で調理が楽になる電気圧力鍋や、おうち時間を楽しく彩るホットプレートなどニーズに合わせた商品を吟味する来店客が多く見られた。

 エディオン広島本店(広島市中区)でも11月30日まで「楽食家電まつり」を開催。ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)では、冬の到来を前に暖房機コーナーが設けられ、石油ファンヒーターやオイルヒーターが動き始めた。
(詳細は13日付電波新聞・電波新聞デジタルに掲載します。)