2021.10.14 半導体メーカーの増産投資相次ぐ21年は過去最高の総額1500億ドル

 半導体需要の高まりを受け、半導体メーカーの増産投資が相次いでいる。米半導体工業会(SIA)によると2021年の設備投資総額は過去最高の1500億ドル(約16兆7000億円)に迫る勢いで、22年はさらにそれを上回る見通し。半導体供給網強化を掲げる各国政府の支援も呼び水となり、工場の建設ラッシュが続く。

 先月、米インテルが米アリゾナ州チャンドラーの半導体製造拠点で新工場2棟の建設に着手した。米国ではバイデン政権が技術大国復活に向...  (つづく)