2021.10.27 オムロンが台湾テックマンに出資ロボット事業強化へ

事業戦略を説明する 辻永インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長

 オムロンは26日、世界第2位の人協調ロボットメーカーであるテックマン・ロボット社(台湾桃園市)へ約10%出資することで合意したと発表した。出資額は非公表。12月の出資完了を予定する。

 人手不足、人件費の高騰にコロナの影響が加わって製造現場への導入が進む協調ロボット市場は、今後年平均25%の成長が見込まれ、2025年には2157億円に拡大するといわれる。同市場に対し、両社の協調ロボット技術、オムロンの各種FA機器技術を融合して...  (つづく)