2021.11.02 【ケーブルテレビ特集】日本CATV技術協会技術者育成をめざす、11月から新資格制度開始

 日本CATV技術協会は、ケーブルテレビ(CATV)に関する専門的かつ実践的な技術・知識を有するCATV技術者の人材育成を目指す。

 ニューノーマル時代において、eラーニングやCBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)を導入し、11月から新しいCATV技術者資格制度を開始する。

 新たな資格制度は、いつでもどこでも自分のペースで学習が可能。CATVに関する専門的技術と正しい知識をはじめ、CATV設備の工事に必要とされる技術や知識、CATV設備の安全性と信頼性に関する知識などを習得できる。

 受験対象資格はCATV総合監理技術者、第1級CATV技術者、第2級CATV技術者の3資格。

 受験科目はシステム、調査・施工、ブロードバンドと、これらの科目の基礎内容のCATVの基礎(第2級のみ)となる。資格試験(CBT)を受験するためには、講習(eラーニング)を必ず受講する必要がある。

 本年度のCATV総合監理技術者と第1級CATV技術者の申し込み期間は11月1~15日、受講期間は12月1日~22年2月15日、受験期間は1月11日~2月21日を予定。第2級CATV技術者は22年6月以降(4月に公表)を予定している。