2021.11.04 ドローン「母船」に海中探索東大の研究者ら機器開発へ研究

観測のイメージ

 海中・海底観測で、船の代わりにドローン(無人航空機)を海面基地の「母船」とする研究に東京大学などのグループが成功した。コストと時間が大幅に低減。海面の位置決定の精度が高く、海中音響ノイズが低減することも判明した。

 従来の海面基地のほとんどは船舶であり、大きなコストや機動性の不足が観測の広範化や汎用(はんよう)化のボトルネックとなっていた。ドローンを使えば、機体・燃料コストも人的・時間的コストも低く済むことから、海面基地として...  (つづく)