2021.11.12 家電量販店5社4~9月連結決算コロナ特需の反動で4社減収
高付加価値品のニーズは高いままだ
上場している大手家電量販店5社の2022年3月期第2四半期(2Q、4~9月)連結決算が出そろった。特別定額給付金の支給や巣ごもりといったコロナ特需で好調だった昨年からの反動で、ノジマを除く4社が減収。営業利益は全社が2桁以上の減益となった。世界的な半導体不足による一部商品の品薄感や、コロナ感染拡大によるコンテナ輸送への影響など不確定要素もあり、通期でも4社が減収を予想する。ただ、高付加価値品に対する需要が続く上、来期以降は市場が復調するとにらみ、... (つづく)