2021.11.17 【ET&IoT2021特集】エッジテクノロジーが集結パシフィコ横浜できょうから
前回(19年11月)開催の模様
組込み総合技術展「ET&IoT 2021」が17日から19日までパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催される。主催は組込みシステム技術協会(JASA)。経済産業省、横浜市などが後援している。
同展示会は、イノベーションの社会実装を加速させるエッジテクノロジー総合展として、IoTのコア技術であるエッジテクノロジーの最先端情報を集結した「アジア最大級イベント」をキャッチフレーズに毎年開催されている。昨年はコロナ感染防止のため、オンライン展示会として行われた。
今年はリアル展で約150社が出展する。産業DXを実現するエッジコンピューティングのソリューションを中心に、今後を見据えたIoTに求められるセンサー/センシング技術、IoT無線技術、セーフティー&セキュリティー、エッジテクノロジーでイノベーションを起こすスタートアップ企業、設計検証ツール、半導体設計にフォーカスした電子設計・EDA、IoTハードウエアなど幅広い出展が行われる。
会場では17日に「ET/IoT Technology Award 2021」の授賞式が行われる。「Embedded Technology優秀賞」にNECの「映像解析AIチップの利用効率改善による物体検知高速化技術(漸進的物体検知技術」が、「IoT Technology優秀賞」にインフィニオンテクノロジーズジャパン/新日本無線の「60G㎐スマート電波センサーモジュールNJR4652シリーズ」が選ばれた。
基調講演は17日に楽天モバイル・山田善久社長、18日に東洋大学INIAD(情報連携学部)・坂村健学部長などが予定されている。
会期中のカンファレンスやセミナーは、テクニカルセッション、スマートセンシングについてなど多数用意されている。
若手組み込み技術者が日本一を目指しソフトウエア技術を競う「ETロボコン2021チャンピオンシップ大会」などが併催される。