2021.11.17 【InterBEE特集】NKKスイッチズ初の面実装対応を実現のPC端子形照光式押ボタンSW「KP04シリーズ」先行展示
KP04シリーズ
NKKスイッチズは、新商品の面実装対応PC端子形照光式押ボタンスイッチ「KP04シリーズ」の先行展示を中心に、放送音響向けの多彩なスイッチをデモを交えて紹介する。
KP04シリーズは、同社初となる面実装に対応した照光式押しボタンスイッチ。同社既存商品の「KP01/KP02シリーズ」の軽快な操作感を維持しながら、小型化、高密度化、省力化に対応するために面実装化を実現した。2022年1月から販売開始する。
同シリーズは、独自構造によりクリック感と接点接触のタイミングを同期させたことで、直感的な操作が可能となった。
さらに、赤/緑/青LEDに加えて白色LEDを搭載したタイプを用意し、赤/緑/青LEDによる多彩な発光と白色点灯時の色調変化の軽減が可能となる。
多様な用途に応じて選択できるように、スイッチ本体は「クリック感なし/クリック音なしタイプ」と「クリック感あり/クリック音ありタイプ」の2タイプを用意した。
操作部はディンプルボタン、フラットボタン、突起付きボタンの3種類を取りそろえており、それぞれにボタンサイズ12ミリメートル角、15ミリメートル角、17.4ミリメートル角を標準ラインアップする。
ONタイミングの同期(特許登録済)に関しては、独自の内部構造を採用することで、ボタン押下時のクリック感と接点接触のタイミングを同期させた。クリック感と同時に接点がONになるため、ユーザーは直感的に操作できる。
発売日は22年1月18日を予定する。想定用途は放送音響機器、ピッキングシステム、通信機器など。
共通仕様は、定格100mA 12V DC(抵抗回路)。接触抵抗200mΩ以下。絶縁抵抗DC250V 100MΩ以上。耐電圧AC500V 1分間以上(LED端子は除く)。機械的開閉耐久性300万回以上。電気的開閉耐久性300万回以上。操作量は約3.5ミリメートル。操作力は1.6Nプラスマイナス0.6N。使用温度範囲マイナス25~プラス50度。
このほか、「有機ELディスプレイ フルスクリーンカラーIS」など、多彩な商品を紹介する。
同スイッチは額縁を極限まで細くし、最先端の有機ELディスプレーを採用したプログラマブル押ボタンスイッチ。96×64ピクセルの高精細度、高コントラストおよび高解像度のコンパクトな画面と最小フレーム。16ビットモードでは6万5536色、8ビットモードでは256色で豊富な表現力を実現する。