2021.11.16 「どこにも直線がない」バルミューダ初のスマホソフトバンクが独占販売
「BALMUDA Phone」を手に持つ寺尾社長
バルミューダは16日、同社初のスマートフォン「BALMUDA Phone(バルミューダ フォン)」を発表した。「世の中のスマートフォンがあまりにも画一的になっている」(寺尾玄社長)とし、スマホ市場で新たな選択肢を提案していく狙いだ。
バルミューダは、IT機器などを扱うブランド「BALMUDA Technologies(バルミューダ テクノロジーズ)」を今年5月に発表し、スマホ市場への参入を明らかにしていた。今回の新製品は、同ブランドの第一弾になる。
バルミューダ フォンの画面は4.9インチと、現在のトレンドからするとやや小型なサイズを採用したアンドロイドOS搭載の5G(第5世代移動通信規格)対応端末だ。人の体に合わせた持ちやすい形状を重視し、背面やガラス面にも曲線を採用。「どこにも直線がない唯一のスマホ」(寺尾社長)と言い切る。
普段使いの多いスケジュール表や計算機、メモなどのアプリは独自開発。使い勝手にこだわり、バルミューダ フォン上だけで動く仕様とし、ハードやアプリなどと合わせ、トータルでの使用感を追求している。
通信キャリアはソフトバンクが独占販売。SIMフリーモデルも用意し、バルミューダのオンラインストアやソフトバンク店舗などで17日から予約を開始し、26日に発売を予定する。SIMフリーモデルの価格は税込み10万4800円。
(詳報は18日付電波新聞、電波新聞デジタルに掲載します)