通話音質さらに進化

　パナソニックは、リアルな高音質・業界最高クラスのノイズキャンセリング性能に加え通話音質をさらに進化させたEAH-AZ60を10月から発売している。昨年春に投入したEAH-AZ70Wに続くテクニクスブランド第2弾となる完全ワイヤレスイヤホンEAH-AZ60は、テクニクスのHi-Fiオーディオ機器の開発で培った音響技術などをもとにリアルな高音質と質感の高いデザインを実現する。

　直径8ミリメートルのダイナミック型ドライバーを搭載し、広帯域再生能力を引き出す「アコースティックコントロールチャンバー」と新開発の「ハーモナイザー」を採用、独自の音響構造で自然な高音質。

　また、Bluetooth伝送のためのコーデックとして、SBC、AACに加え、SBCなどと比べ約3倍の情報量を持つLDACにも対応、ワイヤレスでも最大96キロヘルツ／24ビットのハイレゾ音質を楽しめる。

　さらに、新たに独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジーを搭載し、自分の声だけをクリアに相手に届ける快適な通話を実現。

　発話者や周囲の音を拾うフィードフォワード用マイクと通話用マイクには風切り音低減構造（マイク開口部への金属メッシュ配置）により、不快なノイズ発生も抑える。

　フィードフォワード／フィードバックの二つの方式とデジタル制御とアナログ制御を組み合わせた「デュアルハイブリッドノイズキャンセリング」を搭載し、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能も実現した。

　高性能なノイズキャンセリング機能を生かすため、それぞれの人の耳にフィットし遮音性を高める7種類（高さの異なる2種類のXS／Sサイズ＋M／L／XLサイズ）のイヤピースも付属する。