2021.11.22 ドコモの食品ロス削減サービス活用教育機関向けの課題研究プログラム

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 【高松】NTTドコモが提供する食品ロス削減サービス「ecobuy」を活用した教育機関向けの課題研究プログラムが全国で初めて実施される。

 同プログラムに取り組むのはPOPKIT、JA香川県、レデイ薬局、NTTドコモで、教育機関と小売店(JA香川県およびレデイ薬局の県内各一部店舗)がecobuyを活用し、食品ロス削減という地域課題解決を目指す。

 これまでは学生と小売店で、店舗の市場分析やPOPKITが提供する広告制作支援アプリケーション「POPKIT」を活用し、POPやポスターを制作してきた。11月6日から、小売店の店頭に制作した広告物を掲載し、実施結果の分析を開始する。

 さらに、分析結果に応じて広告物の改善を重ねることで、消費者の食品ロス削減に対する意識醸成と行動喚起を目指す。なお、香川県は小売店での食品ロス発生割合が全国と比較し高い状況にある。

 同プログラムを通じて、小売店は食品廃棄で生じる無駄の削減や、SDGsの取り組みに伴うブランドイメージを向上、教育機関は人材育成の場として、SDGsの理解促進やICT機器の活用、マーケティング手法の習熟につながることを期待している。