2021.11.22 エアコン、4Kテレビで実需獲得各地域電器店、冬のボーナス見据え個展や創業祭
冬のボーナスをにらみ、4Kテレビなどの訴求に力を入れる地域電器店
冬のボーナスを念頭に各地域電器店は12月上旬にかけて、メーカー販売会社の系列ごとに個展や創業祭を一斉に開催。暖房用エアコンや4Kテレビなどを主力商品に実需の盛り上げに努めている。
パナソニック系のイケウチ電器(香川県琴平町)は12月4、5日に冬個展を開催する。 同店は10月に秋個展を開催し、4K有機ELテレビやエアコン、補聴器などが動き、売上げが好調だった。
冬個展でもエアコンとキャッシュバックキャンペーンの対象である4Kテレビに期待。年内最後の販促イベントとなるため積極的な提案を行う。
同系のアクティ起明堂(岐阜県大垣市)は、オープン76周年記念大感謝セールを12~14日に開催し、地域の顧客ら550世帯が来場した。
会場ではIH料理教室が人気で、電子レンジなど調理家電への関心も高い。独り暮らしや夫婦のみの高齢世帯には、メニューが豊富な高機能タイプよりも、ボタン一つで簡単に操作できることが購入の 決め手となっている。高齢者でも聞きやすい軽量のネックスピーカーも5台売れた。
家電販売や独自製品の開発・販売を行う井之商(大津市)は12月4、5日に個展を開催。インテリアコーディネーターが登壇する「住まいの相談会」を開く。相談会は10月末にも行い、流し台の交換依頼が来るなど好評で、普段はショールームに行かない顧客を積極的に取り込む。
(23日付電波新聞・電波新聞デジタルに詳報します。)