2021.11.25 【空質商品特集】パナソニックルームエアコン「エオリア」LXシリーズに力
「エオリア」LXシリーズ(加湿暖房のイメージ)
清潔・快適性こだわる
パナソニックは、室内の空気質に対する関心が高まる中、冷暖房はもとより、除加湿(調湿)、換気、さらに新「ナノイーX」搭載に至るまで空気の清潔性・快適性にこだわったルームエアコン「エオリア」LXシリーズの提案に力を入れる。
昨今、在宅時間の増加でエアコンの使用時間が延び、同社によると昨年度は、前年度と比べ1日平均1時間程度、年間で約247時間も運転時間が増えており、冷暖房の快適性に加え、部屋の空気質への関心も高まる。
エオリアLXシリーズは、業界で初めて室外機に、水分を吸湿させる素材として「高分子収着材」を搭載した。
高い吸湿力を持ち、一般的な吸湿素材に比べて低温(約100度以下)でも、しっかり水分を放出できる。加湿能力は4.0kWタイプで810ミリリットル/時、9.0kWタイプで860ミリリットル/時となっている。
これにより、暖房時には外気の水分を取り込み室内へ送ることで、給水の手間なく部屋を素早く加湿し、暖房時の最大の不満点である乾燥を防ぐ。
また、肌の乾燥が気になる人に、「加湿美肌モード」も新搭載し、悩みに応える。
同モードは給水レス加湿と新ナノイーXで肌水分量が増加、通常暖房運転時と比べて約21%も肌水分量をアップさせる効果も実証している。
また、梅雨時などの除湿時には外気から高分子収着材で水分を取り除き、乾燥させた空気を室内へ送る新除湿方式「ドライ給気制御」で、寒くなりにくい快適な除湿を実現した。
新除湿方式では、部屋の温度を下げ過ぎず、しっかり湿度を下げる画期的な除湿方式として、訴求を強める。
さらに同社エアコンとしては初めて換気機能(給気換気方式)も搭載した(各クラス換気風量38立方メートル/時)。ユニット構造の工夫を図りファンを大径化したほか、シンプルな送風回路により、高い換気能力を持たせた。
外気から屋内に入り込む花粉・PM2.5など有害物質については新ナノイーXで抑制し、快適・清潔ニーズに応える。
新ナノイーXは、ナノイー史上最速で部屋の有害物質を抑制する。OHラジカル発生量はナノイーの100倍、約48兆個/秒を実現する。
「エオリア アプリ」も進化。新たに「シーン推定自動運転機能」を追加し、スマートフォンのGPSや本体センサーのデータを活用し、帰宅前や就寝時・睡眠時のシーンを推定、それぞれに合わせた最適な運転を自動で行う。