2021.12.07 【SMD/基板内蔵部品特集】スミダコーポレーションSMDパワーインダクター、小型・低背品の品揃え拡充

車載対応低DCRメタルインダクター

 スミダコーポレーションは、小型・低背のSMDパワーインダクターの製品ラインアップを拡充している。車載用、第5世代移動通信規格5GおよびIoT関連など、成長分野に提案する。

 SMDパワーインダクターは、メタル系とフェライト系で用途に最適化した製品を展開する。

 メタル系パワーインダクター「CDMCシリーズ」は、2~17ミリメートル角サイズで幅広くラインアップ。

 閉磁型で高い電気的特性と磁気シールドを実現し、ノイズを低減化。小型、低背化で、大電流性能を向上し磁気漏れの抑制を追求している。

 車載対応低DCRメタルインダクターは、4/5/6/10ミリメートル角サイズをラインアップする。大電流、低DCRで、耐電圧75Vdc。

 製品例としては、Max4.35×4.75×高さ2.0ミリメートルサイズの「CDMC40D18/L150」(インダクタンス0.1~4.7マイクロH)、Max6.8×7.4×高さ3.0ミリメートルサイズの「CDMC60D28/L150」(0.1~22マイクロH)、Max10.3×11.1×高さ5.0ミリメートルサイズの「CDMC10D48/L150」(0.43~47マイクロH)などをそろえている。

 フェライト系大電流インダクターは、大電流、低DCRで、メガヘルツスイッチング&ノイズフィルターに最適。新製品のパワーインダクター「CDEPH6211」は、大電流、低抵抗が特徴で、サーバー、デスクトップパソコン、DC-DCコンバーター、バッテリー機器、大電流電源等のコンシューマー機器用途に使用できる。