2021.12.29 トイレの「こもりスマホ」防止や、ジムのマシーンモニターも「ナノコン」活用し、東大でIoTアイデアコンテスト

最優秀賞の発表から


 指先に乗る小さなIoTデバイス「ナノコン」で、社会を便利にし、ビジネスを支援する。そんなアイデアコンテストが今月、東大であった。主催は、NTTドコモやKDDI、ソフトバンク、日立、東芝などが加わる、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)。ナノコンの代表例で、1円玉大のLeafony(リーフォニー)を活用した案が、企業や学生らから提案された。

 トイレの「密対策」とともに、用を足した後も長居する「こもりスマホ」対策になるソリューションや、トレーニングジムの機械の利用状況モニターなど、ユニークなアイデアがさまざま。時節柄、コロナ禍を踏まえた作品や、高齢者・子どもなど社会的弱者のサポートにつながる作品も目立った。(30日の電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)