パナソニックは、5日（現地時間）に米ラスベガスで開幕した世界最大のエレクトロニクス総合展「CES 2022」において、新しい「プレミアムC600」シリーズの一部である新しい「SA-C600」コンパクトネットワークCDレシーバーの発売を発表した。この新しいTechnics（テクニクス）ラインには、昨年11月に発売された高性能SB-C600コンパクトスピーカーシステムも含まれている。

　SA-C600はTechnicsポートフォリオへの追加であり、C70MK2などのオールインワンコンパクトスピーカーシステムと、C700とG700システムなどの真の独立したコンポーネントシステムとの間のギャップを埋める。

　多くの現代音楽愛好家や、野心的なHi-Fiファンのニーズをカバーするコンパクト、エレガントで高性能なレシーバーコンポーネントに対する高い需要がある。

　多くのオーディオファンは、オールインワンの卓上システムよりも優れたコンポーネントを選択するが、SA-C600のようなコンパクトなレシーバーは、事実上全てのスピーカーシステムに接続するオプションを提供する。これにより、ホームオーディオセットアップ内に、いくつかのコンポーネントを必要とせずに、オールインワンソリューションよりも高いパフォーマンスレベルが可能になる。

　SA-C600には、JENOエンジンの洗練されたフルデジタル増幅テクノロジーが組み込まれている。これは、全てのTechnics製品のパワフルでダイナミックなオーディオ品質の基盤となる。ただ、SA-C600コンパクトネットワークCDレシーバーは、接続性と柔軟性に対する消費者の高まる要求にも対応する。

　SA-C600は今年2月に発売される予定。シルバーまたはブラックのヘアラインブラッシュドアルミニウムのトッププレートを備えたエレガントなボディーになる。