2022.01.20 広島テレビ 防災パートナーシップ協定県内3市と締結

 広島テレビ放送(広島市東区)は開局60周年の記念事業「いま動こう!みんなで防災PROJECT」で、2021年12月22日に広島県廿日市市と同大竹市、同12月23日には同福山市と防災パートナーシップ協定を締結した。

 防災や減災対策に連携して取り組むほか、災害の映像データの提供、放送や通信を通じた情報発信を行う。これで広島県と広島県内19市町と協定を結んだことになる。残り4市町との協定は年度内の締結を目指す。

各市長のコメント

廿日市市 松本太郎市長

 「災害からの被害を最小限に抑えるためには、自治体からの迅速な情報の発信とともに、住民自らの判断で的確な避難行動をとることができるよう、平常時からの『自助』『共助』の防災意識を高めるための取り組みが重要になる。このたび大きな情報発信力をお持ちの広島テレビ放送と、緊急時や災害時の情報発信や、平常時における防災対策への取り組みについて『防災パートナーシップに関する協定』を締結できたことは、本市においても、大変心強く思っている」。

大竹市 入山欣郎市長

 「近年は100年に一度と言われるような規模の災害が毎年のように発生している。最近では大きな地震も各地で発生し、防災への意識が一段と高まっているように感じている。広島テレビ放送におかれては現在、『いま動こう!みんなで防災プロジェクト』の下、特別番組の放送やイベントの開催など、さまざまな防災・減災の取り組みを実施しておられる。また、市民の皆さまにとってもなじみ深いテレビ放送に加え、動画配信やSNSなど強い発信力と影響力をお持ちだ。このほど、協定を締結できたことで、災害時の連携はもとより、市民の皆さまの防災意識の向上にもつながるものと大変強く感じる」。

福山市 枝広直幹市長

 「広島テレビ放送におかれては、迅速な防災情報発信、平常時の防災対策や啓発活動に取り組むなど市民の安全確保に資する情報発信、平常時の防災対策や啓発活動に取り組むといった市民の安全確保に資する情報発信をしていただけることになっている。災害が発生したときに被害を最小限に食い止めるには、自助、共助、公助の連携と役割分担が重要であり、行政機関はもとより市民や企業の方々にもご理解とご協力を得る中で、常日頃から社会全体で災害に備える必要があると考えている」。(広島)