2022.01.21 【電波時評】トンガ噴火で再認識する通信の重要性

 日本時間15日午後1時過ぎ、南太平洋のトンガ諸島で起きた海底火山の大噴火。国連が公開した衛星写真からは、噴火した火山島の陸地の大半が消失し、周辺の島々には津波が押し寄せた痕が見てとれる。

 噴火の影響で海底ケーブルが損傷を受け、インターネットや電話などの通信がほぼ遮断。正確な状況把握が困難になっており、住民の不安はいかばかりかと思う。

 自然災害が発生した時、人は家族の安否確認や情報収集に携帯電話やスマート...  (つづく)