2022.01.28 遠赤外非球面レンズの量産技術開発パナソニック 価格は従来工法の半分に

φ30ミリメートルフレーム一体レンズ

 パナソニックは、遠赤外線の透過特性に優れたカルコゲナイドガラスを材料とする遠赤外非球面レンズの量産技術を開発した。

 新たに開発したガラスモールド成形工法と金型技術により同社従来工法と比べ低価格化(約2分の1)を実現した。また、回折レンズのほか、世界初となる接着剤不使用で高気密なフレーム一体レンズ(ヘリウムリーク試験でリーク量1×10-9パスカル・立方メートル/秒以下)など、さまざまな形状のレンズ製作が可...  (つづく)