2022.01.31 NEC、AGVの作業効率2倍にリスクセンシティブ確率制御応用し安全性を確保

 NECは、倉庫内の自動搬送ロボット(AGV)の作業効率を、安全性を維持しながら2倍に向上させる制御技術を新たに開発した。これまでは低速走行で安全性を確保するか、専用通路を整備して高速化を図る必要があったが、新技術により安全性と効率性の両立を実現した。2023年度中の実用化を目指す。

 人手不足や倉庫の大型化により搬送作業現場でのAGV導入が加速する中、搬送効率アップに向けた動きも進んでいる。一方で、AGVが人や物品に衝突しない...  (つづく)