2022.02.01 【コネクター特集】七星科学研究所ENJW/ENRW-28レセプタクルIDC結線、使い勝手向上貢献

 七星科学研究所は、産業用丸型コネクターを主力とするコネクターメーカー。顧客第一の製品づくりをモットーに、電源用から信号用多極・高圧大電流など多彩な製品をそろえている。

 ケーブルハーネスにも注力し、あらゆるタイプのケーブルアセンブリーに対応、ユーザーから高い評価を得ている。

 同社は、屋外用イーサネットコネクターの製品ラインアップ拡充として、「ENJW/ENRW-28レセプタクルIDC結線」を開発した。

 110ブロック用パンチダウン工具を使用したIDC結線に対応し、ユーザーの使い勝手の向上に貢献する。直結線ができるジャックを搭載。盤内スペースが少ない環境下でも使用が可能。屋外用防犯カメラなどの用途に使用できる。防水性は結合時IP-67相当。2022年秋口の販売開始を予定。

 USB2.0防水コネクター「UNJWシリーズ」は、既発売の「Aタイプ メス」に加えて、新たに「UNJWシリーズ タイプBレセプタクル」を開発した。USB2.0のハイスピードモード(転送速度480メガbps)に対応。22年秋口の販売開始を予定している。

 高電圧コネクターでは、新たに6.6kV仕様の高電圧コネクターの1極タイプ「NHVC-321シリーズ」を開発した。使用電流20Aの小型単芯コネクター。

 高電圧試験機や検査機器、静電除去装置などでの使用が可能。絶縁用のゴムキャップを付属。22年秋口の販売開始を予定。

 このほか、耐圧防爆コネクター「EPCシリーズ」や、防水樹脂コネクター「PLWシリーズ」など多彩な製品をラインアップしている。