2022.02.07 三信電気、増収4~12月連結
三信電気の2022年3月期第3四半期(21年4~12月)連結決算は、デバイス事業における既存ビジネスの収益性向上と高利益率の新規事業の開拓によるポートフォリオ改革、ソリューション事業のサブスクリプション型のビジネスモデルの構築などにより増収となった。
デバイス事業は、ルネサスエレクトロニクスとの特約店契約を前年度6月に解消したことから、同社製品の販売が減少したものの、海外半導体メーカー製品の伸長や既存仕入れ先の商権拡大、新規仕入れ先の商権獲得などにより、総じて販売は好調に推移した。ソリューション事業は、半導体の需給逼迫(ひっぱく)を背景に一部製品で調達が停滞するなど、販売が低迷した。