2022.02.17 事務機各社の4~12月連結 業績の回復基調鮮明プリント需要回復 サービス事業も堅調

 コロナ禍の影響を大きく受けてきた事務機分野を主力事業とする各社の業績が、回復基調を鮮明にしてきた。コロナ感染拡大に加え、部品不足、調達コスト高が複合機など製品販売に響いたが、徐々にプリント需要が回復。各社が注力するオフィスサービスも堅調に推移しているほか、円安効果も業績を押し上げた。今後はオフィス需要の回復、部品調達状況の改善が鍵を握る。為替のプラス影響を織り込み、通期見通しの上方修正に踏み切るところもある。

 主要各社の20...  (つづく)