2022.02.18 シャープが「身につけるAIスピーカー」ウエアラブルネックSP新モデル

"身につけるAIスピーカー"AN-SC1

同梱のBluetooth送信機同梱のBluetooth送信機

ベランダでもキッチンでも、様々な場所で音声アシスタントと対話して各種サービスが利用できるベランダでもキッチンでも、様々な場所で音声アシスタントと対話して各種サービスが利用できる

 シャープは、ウエアラブルネックスピーカー「AQUOS サウンドパートナー」のラインアップに"身につけるAIスピーカー"AN-SC1(オープン/市場想定価格=税込み2万5300円)を加え、25日に発売する。

 新モデルは、昨秋クラウドファンディングを利用し、目標金額の8倍を超える支援者を得たモデル。市場性が強いと見て、市販することに決めた。同社のウエアラブルネックスピーカーでは初めてWi-Fi接続で音声アシスタント機能を搭載した。

 Wi-Fiに接続することで、手元にスマートフォンなどがなくても、音声アシスタント機能(Amazon Alexa)が使える。

 側面のアクションボタンを押すと、音声アシスタントが起動。「ニュースを読んで」と話しかけると、最新のニュースが読み上げられ、聴きたい音楽のジャンルをリクエストすれば、音楽配信サービスによって選曲された音楽を楽しめる。

 またアラームやタイマー、スケジュール、天気予報、スポーツの試合結果を教えてくれるサービスなど、たくさんの機能やサービスを利用できる。

 身につけて使用するので、キッチン・洗面室や寝室、ベランダなど、さまざまな場所で安心して操作できる生活防水対応(IPX4)となっている。約92グラムの軽量設計により長時間の使用でも快適な使い心地だ。

 マイクを搭載しており、スマートフォンのハンズフリー通話はもとより、パソコンとつないでビデオ会議など、様々なシーンにも活用できる。

 同梱のBluetooth送信機は、低遅延コーデック「Qualcomm aptX Low Latency」に対応。テレビの映像と音声のズレを抑え、無線接続でも違和感のない音声を実現する(送信機から約10メートル以内)。

(21日付電波新聞・電波新聞デジタルに詳報します)