2022.02.25 新しい耐熱鋳鋼2種開発、高温耐性と軽量化が可能にヒノデホールディングスと山形精密鋳造

 【福岡】ヒノデホールディングス(福岡市博多区)はこのほど、グループ企業の山形精密鋳造(山形県長井市)と共同で、耐熱変形性・き裂性、耐酸化性に加え、経済性にも優れた新しい耐熱鋳鋼2種を開発した。

 開発したのは、オーステナイト系の1050度対応材と、フェライト系の900度対応材の2種類。高温境下の耐久性が必要な部材のコスト削減のほか、精密鋳造法による厚さ1.5ミリの薄肉化技術と合わせて部材の軽量化にもつながる。

<...  (つづく)