2022.02.25 ウクライナ情勢、半導体価格の上昇懸念高まる原材料ガス、供給減少の恐れ

 ウクライナ情勢が緊迫化する中、半導体産業への影響について、台湾調査会社トレンドフォースがレポートを発表した。

 ウクライナはネオン、アルゴン、クリプトン、キセノンなど半導体用原材料ガスの主要供給国であり、特にネオンガスは世界市場の約70%を供給。半導体製造工程で使用されるネオンガスの割合は他の産業に比べれば高くないものの必要不可欠なリソースである。今後、供給が滞ることがあれば半導体産業への影響は避けられない。

<...  (つづく)