2022.02.28 ファーウェイ「Spring 2022 Smart Office Launch」開催
説明するリチャード・ユーCEO
ファーウェイは2月27日、スペイン・バルセロナで同28日(現地時間)に開幕する「MWC」に先立ち、「Spring 2022 Smart Office Launch」を開催し、シームレスなAIライブに向けた新製品の発表を行った。
同社のコンシューマ―・ビジネスグループCEOの余承東(リチャード・ユー)は、シームレスなAIライブこそが、今後5~10年のコンシューマ―ビジネスの長期戦略だと言及し、「スマートオフィス、スマートホーム、健康とフィットネス、快適な旅行、エンターテインメントの5大シナリオで、最先端技術と革新的な製品を提供し、新たな体験を届ける」と語った。
昨年は、パソコン(PC)、タブレット、スマートフォン、スマートディスプレイなどの全てのデバイスを1台のスーパーデバイスに連携できるようにした。今年はスーパーデバイスをスマートオフィスに提供する。
スマートオフィスではクリエーションとコミュニケーションに注力し、無限のクリエーションとシームレスのコミュニケーションを届ける。スマホ、タブレット、PC、プリンターなど、さまざまなデバイス間の連携により最高の効率を実現するのが目標だとした。
スマートオフィスソリューションはスーパーデバイスを提供し、特別な創造性、圧倒的な生産性、シンプルさをもたらす。
「MateBook」シリーズのフラグシップ製品として、ノートPC「MateBook X Pro」を発表。画面と本体の比率が92.5%で、14.2インチのリアルカラー・フルビュー・ディスプレ―を搭載し、P3色域対応、優れたタッチスクリーン、プロレベルの3DLut色補正ソリューションが搭載されるなど、豊かで充実したディテールによりプレミアムとエレガンスを感じさせる。最高のディスプレ―、最高のオーディオ、最高の性能を有する。革新的なフリータッチ対応するなど、革新的なスマートなオフィス向けのスーパーデバイスで圧倒的な生産性を実現する。
次に、移動中の最適なパートナーになる新型タブレットPC「MateBook E」を紹介。持ち運び自在なタブレットであり、最新のウインドウズ11を搭載するスタイリッシュノートPCでもある。709グラムの超薄型軽量モデル。同社初の有機EL採用により、100万:1のコントラスト比を実現。3Ⅾ冷却システム(シャークフィンのファン、エアークールVC、厚いグラフェン)を搭載し、長時間快適に利用可能。
業界をリードする最新のディスプレ―一体型デスクトップPC「MateStation X」も紹介。28.2インチ の大型ディスプレ―で、4Kを上回る解像度を誇るフルービューディスプレ―を搭載したコンパクトなミニマリストデザイン。タッチスクリーンやアンチグレア対応、フランスのDEVIALET社との共同設計で驚きの音声を実現するなど、高性能なハイスペックを有する。
さらに、e-inkディスプレ―を搭載したタブレットデバイス「MatePad Paper」を発表。アンチグレア加工されたグレースケールの10.3インチディスプレ―。強力な日差しでも鮮明に表示される。また、スマートリフレッシュ技術で、文字はより鮮明に、画像はよりきめ細やかに、動画はより滑らかに表示される。
その他、HarmonyOS採用タブレット「Matepad」や、ワンタッチでの設定が魅力でさまざまなデバイスとつなぐレーザープリンタ複合機「PixLab X1」、高い利便性と効率を実現するDEVIALET社のスピーカーシステム採用のポータブルブルートゥーススピーカー「Sound Joy」も発表した。