2022.03.02 ローカル5G、導入コスト5分の1にNTT東が5月から新サービス

(出所:NTT東日本)

 NTT東日本は、第5世代高速通信規格5Gを地域限定で使う「ローカル5G」の導入を、事前手続きから運用までワンパッケージで行う新サービス「ギガらく5G」を5月から提供する。価格も従来の約5分の1に抑え、オフィス内や屋外など利用環境に合わせた個別のネットワークづくりを支援する。

 高速大容量で低遅延、多数同時接続が特長の5Gは、デジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)を加速させるインフラとして注目を集める一方、「コストが高い」「構築、運用に専門知識が必要」といった声が多く、普及促進の障壁となっている。

 こうした課題を背景に、同社は新たなサービスを開発。ローカル5Gの導入に必要な電波免許の取得など事前手続きから、ネットワーク設計やシステム構築までをパッケージ化。導入後の運用やサポートまでトータルで提供する。

 これまでは会社別に構築、運用していたが、通信サービスとして集約化することで、利用料金を月額30万円程度に抑え、従来価格の約5分の1で利用できるようにした。(詳細は3日付の電波新聞、電波新聞デジタルに掲載します)